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【あ】
上がり框(あがりかまち)
 玄関や床の間の段になった角に取りつける材料で、伝統的にはシタン、コクタン、タガヤサン、ケヤキなどの高級木材が使われていたが、現在は集成材に薄板で化粧したものが主流になっている。

アクリル系タイル吹き付け(アクリルけいたいるふきつけ)
 タイル吹き付けという名称だが、タイルを吹き付けるのではなく、仕上がりがタイル状に見えるアクリル樹脂系の厚塗り吹き付け塗料である。

足場(あしば)
 地上から手の届かない部分を工事するために設けるもので、鋼管や丸太を組んで足場板を渡すのが一般的。

アスファルト防水(アスファルぼうすい)
 アスファルトは熱で溶けると悪臭を発するが、防水の力は古くから認められており、悪臭を出さない熱工法、常温工法を採用して、またゴムを混合したアスファルトゴム工法などで防水している。

アティック
 小屋裏の空間を利用してつくられた屋根裏部屋。

アトリウム
 もとは古代ローマの住宅にみられる玄関を抜けたところの天窓付き中庭のこと。最近の建築においては、ガラス張り天井の大吹き抜け空間を指す。

アプローチ
 道路や広場から、各建物の出入口に至る通路、および、その空間を含む周辺をアプローチという。いわば、ある特定の対象に到達するための交通動線であり、広義には都市計画における幹線道路から地域、地区、特定の施設などに引かれる道路を、住宅地計画においては、団地内の一般道路と各住戸の玄関への進入路部分の計画や、そのための空間を指すこともある。

アルコーブ
 もともと、寝所・書斎・書庫などに用いられる部屋の壁面を一部後退させてつくられた半独立型の小空間のことを指していたが、最近では、マンションなどの集合住宅で、共同廊下に続けて設けられた玄関前のスペースもアルコーブと呼んでいる。共同廊下に直接扉を配する構造に比べ、各戸の独立感が高くなり、玄関前のプライバシーが保てる。

RC(鉄筋コンクリート)構造(アールシー〔てっきんコンクリート〕こうぞう)
 鉄筋コンクリートとは、引っ張り力に弱いコンクリートを鉄筋で補強した構造部材のこと。RC構造では、柱・梁などの主要な部分をこの鉄筋コンクリートで構成している。形状にかなりの自由がきき、耐久性・耐火性・耐震性に優れているなどの特長があるが、重量が大きく、施工が複雑で工期が長いのが難点。

アール状(アールじょう)
 円弧状を意味し、壁面・窓・インテリアなどのデザインが弧を描いているときに、それらを指して使われる。シャープな印象の直線ラインに対し、優美な曲線ラインがやさしさや温かさをイメージさせる。最近、バルコニーなどの外観のデザイン、玄関の上がり框などに取り入れられることが多くなってきている。

アンカーボルト
 基礎の上に回す土台を基礎に緊結するために、コンクリート布基礎の要所に埋め込んであるボルト。

犬走り(いぬばしり)
 もともとは塀・建築物・築地塀などと、その外側にある溝や敷石に挟まれた細長い地面のことを指す言葉。現在では、建物の周囲や軒下、塀などを雨水の跳ね返りなどから保護するために、砂利・石・れんが・コンクリートなどで固めた部分を指すことが多くなっている。

入母屋(いりもや)
 上部が切妻で、その下部が寄棟になったような屋根形のこと。城や寺院などに採用されていた古い時代から の屋根形。

インテリアエレメント
 家具、照明、壁装など、インテリアを構成する個々の単位のこと。

インテリアボード
 家の各階の平面図と、その各部屋にどのような内装材や設備機器、建具等が使われるのかを1枚のボードに表したもの。インテリアコーディネーターが顧客のプレゼンテーション用に製作するもので、内装材などはサンプルが添付されることが多い。

エクステリア
 インテリア(室内)の対語で、門柱・塀・フェンス・バルコニー・アプローチ・庭園などを含め、建物全体の外観・外装などを総称する語。近年は、ガーデニングの流行などを背景として、家の外周りの植裁・門扉・照明などに対する関心が高まりつつあり、建物の外周を含めた家づくりが求められている。「アウトテリア」という呼び方をすることも。

エコロジー
 もともとの意味は生態学だが、現在では地球環境や自然保護の意識あるいは運動を広く指す。住宅におけるエコロジーは、地域環境の保護や緑化、CO2の排出等による温暖化の阻止、廃棄物の削減による資源の保全など、さまざまな観点からとらえられる。

縁甲板(えんこういた)
 内装用和風の床材で、檜や杉が多い。

0S(オーエス)
 半透明の塗料オイルステインの省略語。

0P(オーピー)
 オイルペイントの省略語で、木部に塗装する。

親子リレー返済(おやこリレーへんさい)
 公的融資では、申し込み本人が60歳を超えていると返済期間が短縮されるが、親子リレー返済を利用すると、最長の返済期間を選ぶことができる。ただし、連帯債務者として返済を継続できるのは、次のすべての条件を備えた人。 1.申込者本人の子供であること 2.融資を受けた住宅に申込者本人と同居すること 3.収入のある60歳未満であること4.現在公庫の融資を受けていないこと。



【か】
外構工事(がいこうこうじ)
 住宅外部の門や扉、フェンスなどの工事。

買取請求権(かいとりせいきゅうけん)
 不動産の所有や賃貸借関係において、使用制限や不利益を被るおそれのある弱い立場の当事者が、相手方に時価で建物の買い取りを要求する権利。土地使用者にとっては、賃借人がこの権利を行使することで土地の明け渡しを阻まれていた。このため、一般定期借地権においては、原則として賃借人がこの権利を行使できないことが明記されている。

額縁(がくぶち)
 窓の回り(上・横・下)に取り付ける飾り材のこと。

仮設工事(かせつこうじ)
 建物本体を完成させるための一時的な設備工事。工事完了後は撤去される。足場などの工事がこれに含まれる。

片流れ屋根(かたながれやね)
 片方向だけに傾斜する屋根デザイン。もっともシンプルなデザインだが、設計の工夫次第では個性的な外観にもなる。

型枠(かたわく)
 所定の形状・寸法のコンクリートをつくるために設ける鋳型の役目をする仮設物。仮枠ともいう。

カラーベスト葺き(カラーベストぶき)
 石綿セメント系平板屋根葺き材の一種。代表的な商品であるコロニアルは、久保田鉄工が米国のジョンスマンビル社から技術導入したカラーベストの商品名。表面に陶器質の微粒子を圧入して、高温・高圧養生でつくられているので硬く、吸水率が低く、耐久性に優れている。

ガルバリウム鋼板(ガルバリュウム鋼板)
 屋根や外壁など外装建材。ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム55%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%の合金で溶融めっきした鋼板。亜鉛めっき鋼板に比べ5倍以上の耐食性を有している。外観品質の高さも大きな特長。銀白色に輝く独特の表面外観が高級感を醸し出す。熱反射率が高く、内側に熱を伝えにくいという特長もある。

瓦葺き(かわらぶき)
 陶器瓦の和形、S形、フランス形などがあり、いぶし黒瓦にも和形、S形、フランス形などがある。

瓦棒葺き(かわらぼうぶき)
 カラー鉄板、塩ビ鋼板、カラーステンレス、カラーアルミなど金属板屋根の縦葺きの代表的なもの。軒から棟まで1枚の金属板で、継ぎ目は凸状に折り曲げた部分を重ねて葺かれる。凸状部分が和瓦葺きに似ているところから、瓦棒葺きとなった。

元金均等返済(がんきんきんとうへんさい)
 ローンにおいて、元金を均等割りし、利息を併せて返済する方法。はじめの返済額は多くなるが、元金の減少が早いので返済額は返済が進むにつれ軽くなり、利息の総額が少なくなる。借入金の返済総額は元利均等返済方式に比べて少なく済む。

元利均等返済(がんりきんとうへんさい)
 毎月の返済額(元金+利息)を、全期間一定にした方法。当初返済は利息部分が多くを占めるが、返済計画がたてやすく、当初の返済負担が軽い。ただし、総支払額は元金均等返済よりも多くなる。

寒冷地仕様(かんれいちしよう)
 北海道など寒冷地向けに独自に用意された仕様。基礎や断熱の手法、性能などに配慮がされている。

企画型住宅(きかくがたじゅうたく)
 ハウスメーカーの商品のなかで、あらかじめプランや仕様が何タイプか限定されている住宅。設計、選択の自由度は低くなるが、その分建築コストは安くできる。

基礎の種類(きそのしゅるい)
 形状では独立基礎、布基礎、ベタ基礎があり、材料別には無筋コンクリート基礎、鉄筋コンクリート基礎、石材基礎、コンクリートブロック基礎があるが、理想的なのは連続した鉄筋コンクリート布基礎(ベタ基礎)とするのがよい。

北側斜線規制(きたがわしゃせんきせい)
 北側隣地の日照条件を考慮した建築物の高さ制限。斜線制限は北側斜線規制のほか、隣地斜線制限、道路斜線制限があり、いずれも敷地境界線から見えない線で敷地の上に立方体を描いたように存在しており、建物はこの見えない立体から突出することは許されない。通常はほとんどこの斜線内に納まるはずだが、3層住宅や屋根裏のボリュームの大きい切妻屋根などは注意が必要。

気泡コンクリート(きほうコンクリート)
 コンクリートの内部に多量の小さな気泡を含ませて作った多孔質のコンクリート。発泡剤を混入したり、別につくっておいた安定した気泡を混ぜてつくられる。軽量で断熱性・耐火性に優れ、一般に鉄骨造や鉄筋コンクリート造の壁、床などに使われる。高温・高圧蒸気釜(オートクレーブ)で養生されたものは特に軽量で、ALC(軽量気泡コンクリート)と呼ばれる。

給排水衛生工事(きゅうはいすいえいせいこうじ)
 建物内と敷地における水やお湯の供給、排水のための設備を組み込むための工事。具体的にはキッチンや浴室、トイレなど水回りの配管工事が主体になる。

Q値(きゅーち)・K値(けーち)/C値(しーち)
 Q値(熱損失係数)は建物の内側から外へ逃げる熱の割合を表す数値で、住宅の総合的な断熱性能を示す。K値(熱貫流率)は窓など建物各部分の熱の伝わりやすさを表し、断熱性能に関わる。C値(隙間相当面積)は1m2あたりの隙間の大きさを表し、気密性能を示す。Q値・K値・C値の数値が低いほど、省エネ効果に優れた高性能の住宅であるといえる。

切妻屋根(きりづまやね)
 山折りといわれる形に、棟から傾斜した二つの平面で構成されている屋根。屋根の線が三角形に見える側を妻壁といい、こちらに玄関のあるのが妻入り、そうでない側は平といい、平入り玄関という。

金銭消費貸借契約(きんせんしょうひたいしゃくけいやく)
 いわゆる「ローン契約」と呼ばれるもので、住宅や土地を購入する資金の一部をローンでまかなう場合に、そのローンを借りるために金融機関などと取り交わす契約のこと。契約締結時に印紙税や事務手数料などの諸経費が必要。

管柱(くだばしら)
 1階の土台から2階の胴差しや梁まで、2階の床梁から軒桁までというように、1階分ずつの柱で上部の荷重を負担する構造用角材。

クーリングオフ
 クーリングオフとは、購入意思が不安定な状況のもとで行われた契約の申し込みなどを、一定の条件のもとで白紙にできることを認めた消費者保護制度。不動産売買の場合、売主が宅建業者であり、売買契約が業者の事務所(案内所など専任の宅地建物取引主任者を設置すべき場所も含む)以外で締結され、かつ8日以内であれば申し込みの撤回、契約の解除が可能。

グルニエ
 穀物置場を指すフランス語「grenier」からきた言葉で、一般に屋根裏部屋のことを指すが、不動産物件では小屋裏収納を指すことが多いので注意が必要。小屋裏収納は、天井高・採光・換気などが法律による「居室」の基準を満たしていなかったり、床面積に組み込まれていない場合が多く、居室空間としての屋根裏部屋(フランス語ではattic)とはイメージが異なる。

クロス
 壁紙の総称。紙製、布製、樹脂化粧、繊維製など各種あるが、紙というと安っぽいので、布地のクロスで表現している。塩化ビニールクロスが主流で、壁と天井が仕上げ材として使われる。

珪藻土(けいそうど)
 淡水・海水に生じる藻類の遺骸が堆積してできる土。多孔質で、ケイ酸を含む。断熱材や耐火材、セメントなどに使われる。

玄関セット(げんかんせっと)
 玄関扉、子扉、袖、欄間、ドアロ枠などがセットされた一式になっていて、玄関ユニットとも名づけられている。

健康住宅(けんこうじゅうたく)
 住む人の健康を考慮した住宅。特に住宅の気密性、断熱性、換気性能などに配慮し、また住まい自体の安全性、バリアフリーなどにも対応。シックハウス症候群などが注目されるなか、ノンホルマリン建材を使用したり、珪藻土などの自然素材を使うなどさまざまな工夫がされている。

建築確認申請(けんちくかくにんしんせい)
 建築などの計画内容が法令の規定に適合することについて、都道府県や特別市町村に置かれる建築主事の確認を得るために、着工前に行う申請。もし、計画内容が法令に適合しない場合には、再度申請をし直さなければ、工事の着工ができない。

建築金物(けんちくかなもの)
 柱や梁、桁などのジョイント部を強くするために、羽子板ボルト、L型金物、短冊金物、ハイテンションボルト、ステンレス釘などが使われている。木造軸組の構造的な強度をしっかり維持するために必要とされる。

建築基準法(けんちくきじゅんほう)
 従来の市街地建築物法を発展的に解消して昭和25年に制定された法律。建築物の敷地、構造、設備および用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康および財産の保護を図り、公共の福祉の増進に資することを目的としている。制定後にも、たびたび改正され、最近では、94年の改正で地下室の緩和などが盛り込まれた。

建築規制(けんちくきせい)
 建築物を建設するときの用途、形状、構造、設備などについての公的制限。建築基準法によるものと条例によるものとがある。

建築条件付き(けんちくじょうけんつき)
 「土地の売主と同じ会社に請け負わせて住宅を建てるという条件」で土地を分譲すること。このため、建築条件付きの土地を購入した場合、一定期間内に売主と工事請負契約を結ばなくてはならない。

建ぺい率(けんぺいりつ)
 敷地総面積に対する建築面積の割合。通常、何%、何割という表現がされる。建築面積は建物の水平投影面積、つまり1、2階の外形を合わせ大きいほうのシルエットと考えればよい。

建築面積(けんちくめんせき)
 建築物の外壁またはこれに代わる柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積。ただし、地盤面上1m以下の地階部分と奥行き1m以下の庇などは算入されない。

権利金(けんりきん)
 土地や家屋の賃貸借において、契約の当初に支払われる一時金の一部を指す。借地権または借家権の発生に対応して支払われる。定期借地権付き住宅を買うときに当初この権利金を支払うケースも多い。ただし、権利金は公庫融資が受けられるが、契約満了後も返還されない。

高規格住宅(こうきかくじゅうたく)
 従来の公庫融資の建設基準に比べて、居住性、安全性、耐久性などの面でより高い水準の基準を満たす公庫融資住宅のこと。高規格住宅の要件には、床面積を120m2以上(共同住宅は90m2以上)とする、廊下・階段幅を広くする、柱寸法を太くするなどがある。これらの要件を満たす住宅は高規格住宅として、一戸当たり200万円(基準型)の割増融資が利用できる。

高気密・高断熱住宅(こうきみつ・こうだんねつじゅうたく)
 文字通り気密性と断熱性の高いいわば魔法瓶のような住宅。これを実現するために十分な断熱施工が施され、開口部には気密性の高い二重サッシなどが使われる。メリットはエネルギーロスが少なく省エネ性能が高いこと。また、室内に湿気を進入させない、室間の温度差が少ない、遮音性能が高いという利点もある。一方で高気密・高断熱住宅には計画的な換気が不可欠になる。

工事完了届(こうじかんりょうとどけ)
 建築確認を受けた建築物または工作物の工事が完了したことを、建築主または築造主が建築主事あてに届け出る手続きのこと。

格子戸(こうしど)
 玄関の引き違い戸が格子になっているものをいう。

勾配(こうばい)
 屋根の傾斜角度は「××度」と言わずに、水平距離を10あるいは100の分母として、どれだけ持ち上がったか(高さ)、その寸法を分子として表している。尺貫法時代は三寸勾配(水平距離一尺に対して三寸持ち上がる)、四寸五分勾配などといった。この屋根の勾配は、屋根葺材料によって定められている。

コストパフォーマンス
 費用対機能・性能の比較。コストパフォーマンスが高い、というのは、価格・費用に比べて機能・性能が本来考えられる以上に優れていること。いわばお買い得ということになる。

コーナー出窓(コーナーでまど)
 部屋のコーナーに設けるL型の出窓のこと。

コーポラティブハウス
 家を建てたい人が集まり、共同で建設するマンションのこと。土地購入から、設計、建築まで、すべて出資者が共同で行う。出資者同士の綿密な打ち合わせが不可欠のため手間と時間がかかるが、通常の分譲マンションよりも安い価格で、自分好みの個性的な住まいが持てるのが魅力。入居前から隣人に親しめ、安心して住める点もメリットである。

小屋梁(こやばり)
 小屋組みの荷重の大部分を負担する横架材(軒桁を除く)で、現在でも丸太で組んでいる例がある。

コンクリートパネル工法(コンクリートパネルこうほう)
 コンクリートのパネル(PC板ともいう)を組み合わせて建物を構成する工法。耐火性、耐久性、遮音性能などに優れる。


【さ】
サイディング
 羽目板や下見板など、建物の外壁に張る仕上げ材の総称だが、一般には金属製やセメント系の乾式外壁材を指す。

サニタリー
 浴室、洗面所、トイレなど、衛生のための設備を持つスペースの総称。

サービスルーム
 玄関、便所、ユーティリティーなど以外で、天井高、床高、採光、換気など、「居室」としての法律上の規定を満たしていない部屋のこと。物件によっては納戸を指すこともある。マンションのチラシなどでは「4SLDK」「3LDK+S」などと「S」を使って表されている。

更地(さらち)
 建物の建っていない宅地のこと。ふつう、建物の建っている宅地より高値で取引される。ここに地上権または借地権などが設定されると、資産としての価値が減少する。

CFシート(しーえふシート)
 CFはクッションフロアの略語で、クッション性を持たせた長尺床材(シート)を総称してCFシートといっている。

CL(シーエル)
 透明な仕上げ塗料のクリヤラッカーの省略語。

次世代省エネ基準(じせだいしょうエネきじゅん)
 環境保護を目的とし、従来の新省エネルギー基準に比べ、住宅のエネルギー消費量を約20%削減することを目指して設定された基準。断熱性能、日射遮蔽性能、気密性能のほか、通風・換気、暖房についても設定(平成11年3月公表)。住宅金融公庫では、次世代省エネルギー基準に適合する住宅に対して一戸当たり250万円の割増融資制度を設けている。

地鎮祭(じちんさい)
 工事に入る前に、工事が無事に完了するようにと願って、地の神に祈りを捧げる神式の行事。

シックハウス症候群(シックハウスしょうこうぐん)
 家を離れることで改善される、頭痛・目の痛み・吐き気などの諸症状のことで、ダニやカビなどのアレルゲンや建材に含まれる刺激物質などが原因としてあげられる。シックハウス症候群の予防には、換気をよくして汚染物質を室内にためないことが肝心。また、刺激物質を含む建材の使用を極力避け、ノンホルムアルデヒドなどの健康素材を用いることも重要となる。

私道負担(しどうふたん)
 売買の対象になっている土地の一部に私道が含まれる場合の、その私道部分のことをいう。たとえ敷地内にあっても、私道部分には建物を建築することができない。また建ぺい率や容積率の計算からも除外される。

シート防水(シートぼうすい)
 文字通りシート状になっている防水材を張って防水するもの。材質には合成ゴム系、アスファルトルーフィング、塩化ビニール系などがある。

地縄張り(じなわばり)
 敷地を実測して、建物の位置を決めるためにする縄張り。

借地借家法(しゃくちしゃっかほう)
 大正10年に制定された借地法と借家法を合わせてこう呼ぶ。大都市における住宅払底に伴い、家主と借家人との紛争が増加したのを背景にできたため、本来建物の所有を目的とする地上権と賃借権を借地権として同一に扱い、契約の更新・拒絶を制限するなど、借家人に有利な内容になっている。なお、平成4年の改正で定期借地権が誕生し、土地の利用を促進するために、これまでに比べ地主の権利が保証されている。

シャッター雨戸(シャッターあまど)
 シャッター式になっている雨戸のこと。

ジャロジー
 幅の狭い型板ガラスが少しずつ重なるように並べられていて、そのガラスが開閉できるようになっている窓のこと(商品名)。


集成材(しゅうせいざい)
 木材の小片をタテ・ヨコ・前後に張り合わせて、木材の欠点である節や割れが一切ない新木材にしたもの。構造用集成材、造作用集成材があって、それぞれに化粧用がある。接着剤で張るので、完全に乾燥しており、強度が強く、耐久性に優れている。

自由設計(じゆうせっけい)
 ハウスメーカーの商品のなかでも、間取りの設定が施主の希望で基本的に自由にできるタイプの住宅。

修繕積立金(しゅうぜんつみたてきん)
 修繕積立金とは、マンションの共有部分の大規模な修繕工事のため、月々の管理費とは別に毎月積み立てる費用のこと。修繕積立金の額は管理費の10〜15%と定めているマンションが多いが、十分なメンテナンスのためには管理費の50%以上は必要といわれる。修繕積立金が安すぎる物件は、修繕時にかかる負担金が大きくなることもあるので注意が必要。

住宅債券(じゅうたくさいけん)
 住宅金融公庫が発行する債券で「つみたてくん」の愛称で知られる。3年か5年の間、半年ごとに一定額の債券を購入することで、住宅資金の積み立てを行うというもの。1年複利で貯蓄商品としても魅力的。購入者は、金融公庫の割増融資が受けられるほか、公庫融資付き物件購入の抽選倍率の優遇、融資条件の必要最低月収額緩和などのメリットがある。

住宅取得資金贈与の特例(じゅうたくしゅとくしきんぞうよのとくれい)
 住宅の取得について親から援助を受けるケースは多いが、単純な贈与では高い贈与税がかかってしまう。住宅取得資金贈与の特例は、親子孫間の住宅資金贈与に限って、550万円まで無税の扱いになる。また、1500万円までの部分については税金が軽減される。

住宅積立郵便貯金(じゅうたくつみたてゆうびんちょきん)
 郵便局で扱う住宅資金のための積立貯金。積立額は5000円以上、1000円単位で、積立期間は1年以上5年以内。積立限度額は50万円と小さく、固定金利で、原則として積立途中での払い戻しはできない。特徴はこの積み立てを行っていると、金融公庫の割増融資(最高275万円)が受けられること。

住宅の品質確保促進法(じゅうたくのひんしつかくほそくしんほう)
 昨年4月に施行された新しい法律。住宅の質を確保し、トラブルを未然に防ぐことを目的にしている。この法律のポイントの第1は、住宅に瑕疵(キズ・欠陥)があった場合、建設業者は10年間に渡り補修請求や損害賠償請求に応じなければならないとした瑕疵担保責任の義務づけ。ポイントの第2は、住宅の強度や性能がどのランクかを1棟ごとに評価・表示する住宅性能表示制度の創設。ただし、この制度は任意制なので、業者かユーザーが希望した場合に有料で実施される。

住宅ローン控除
 返済期間10年以上のローンで住宅を取得した場合、ローン残高の一定割合を所得税から税額控除する制度。控除期間は15年で、対象となるローン残高は5000万円まで。控除額は最大で587万5000円になる。ただし、2001年6月30日までに入居する人を対象とした時限措置となっている。それ以降、平成15年12月末までに入居する場合は、控除期間が10年間、最大控除額は500万円になる。

重要事項説明書(じゅうようじこうせつめいしょ)
 物件概要や登記内容、建物・敷地に関する権利など、その不動産に関するさまざまな内容(重要事項)を記載したもの。宅地建物取引業法では、契約前に重要事項説明書をもとに、専任の宅地建物取引主任者がその物件の重要事項を顧客に説明することを義務付けている。

省エネ性能(しょうエネせいのう)
 省エネルギーは資源の保護や地球環境の保全のために、今もっとも高い関心を集めている。住宅においても、より少ないエネルギーで快適な環境を確保することが求められており、エネルギーロスを押さえる性能を高める努力が行われている。現在目標とされているのが次世代省エネルギー基準で、地域に応じて熱損失等の数値が定められ、実際には住宅の気密・断熱化によってこれをクリアする方向。

上棟式(じょうとうしき)
 土台を回し、柱を立て、梁・桁を渡して母屋を組み、棟木をを組み上げたところで、建築行事として神式の上棟式が行われる。建て前、建て舞い、棟上げともいう。

諸費用(しょひよう)
 工事費のほか、住宅を取得するために必要な周辺費用。建築確認申請のための書類作成料や申請料、ローンの手数料や保証料、仮住まいの費用や不動産取得税などの税金、引っ越し費用も諸費用として考えておかなければならない。

所有権移転登記(しょゆうけんいてんとうき)
 一般に「移転登記」とも呼ぶ。土地や建物の売買や相続などにより、不動産に対する権利が移転した場合に、その旨を登記簿に記載して、私法上の権利または地位を公示し、保護をする行為。不動産を購入したり譲り受けた場合に、この手続きをしておかないと、第三者に対抗できない。

新京壁塗り(しんきょうかべぬり)
 和室の左官壁で、色付き砂壁状の塗り壁。京都郊外の色土を用いたことから「京壁」といわれるが、現在は化学的につくられたもので塗っているので、「新」がついている。

新じゅらく
 京都の聚楽第跡の土を用いた塗り壁を「じゅらく壁」というが、現在はその土が取れないため化学的につくった塗り壁にしているので、「新」がついている。

筋交い(すじかい)
 建物の揺れを防ぐために、構造柱と構造柱との間の横架材と横架材(土台と胴差し、胴差しと軒桁)の間に斜めにいれる角材。軽量鉄骨造の筋交いに相当するX形の棒鋼はブレースという。

スタッコ吹き付け(スタッコふきつけ)
 砂粒状の骨材の入ったスタッコ材を、厚く吹き付けて凹凸面をつくる仕上げのこと。凹凸の凸面をコテで押さえて一部を平面にする「スタッココテ押さえ」仕上げもある。

隅切り(すみきり)
 隅切りとは平面の角の部分を斜めなどに切り取ることをいうが、建築、不動産においては、道路交差点で曲がる車両を通りやすくするために土地の出隅を円弧または直線で切り取ることをいう。建築基準法では、幅員4m以上の公道などの交差点や屈曲点には、隅角をはさむ2辺を各々2mとした二等辺三角形の隅切りを設ける必要があると定めている。

スレート葺き(スレートぶき)
 厚形スレートの平形、和形、S形、ヨーロピアン、スパニッシュがあり、波形石綿スレートがある。

セットバック
 建物が敷地境界線、道路境界線などから後退して建築されること。道路沿いに家を建てる人が地所の一部を道路として提供し、家の外壁を道路境界から後退させる場合と、道路の斜線制限に合わせて、マンションなどの高層建築物の上階層を階ごとに階段状に後退させる場合がある。また、外観が階段状になっている建物を指す言葉としても使われている。

セラミック
 粘土を焼成する窯業製品の総称。住宅においても、外壁材や床材、各種設備機器の素材として、広く使われている。

ゼロエネルギー
 エネルギーの確保が100%自前でできること。一般的には太陽光発電でエネルギーを確保する。同時に住宅の高気密・高断熱化、エネルギー効率の高い設備機器の使用などで実現する。

ソーラーシステム
 太陽エネルギーを熱、電気、化学など、他の種類のエネルギーに変換して運搬・貯蔵した後、利用する熱利用設備の総称。機械を利用するアクティブソーラーシステム、人工的な機械やエネルギーを用いず、蓄熱や空気の自然循環によって室内環境を快適にするパッシブソーラーシステム、両者を組み合わせたハイブリッドソーラーシステムなどの方式がある。


【た】
耐火ボード(たいかボード)
 厚さ90mmあるいは120mm以上の石膏ボード。

太陽光発電(たいようこうはつでん)
 クリーンで無尽蔵な太陽光のエネルギーを利用した発電方法。屋根に設置した太陽電池モジュールで電気をつくる。最近のシステムは、すっきりした屋根一体型が主流。自宅で利用する以上に電力を発電できた場合は、余剰分を電力会社に売ることもできる。太陽光による発電だけでなく、太陽熱によって温水もつくれるハイブリッドタイプのシステムも増えてきている。

タイルの種類(タイルのしゅるい)
 焼成温度が高い順に、 1.磁器タイル、2.陶器タイル、 3.せつ器タイルがあり、強度はこの順で優れている。タイルの大きさは100角などと示されるが、これは10×10cmのこと。二丁掛けというのは60×210mmのタイルのことである。

三和土(たたき)
 本来は、風化した花崗岩に石灰やにがりを混ぜたものを、厚さ3寸程度に塗ってたたき固めた土間、あるいはコンクリートや土で仕上げた土間のことを指していたが、現在では、玄関の靴脱ぎ場のことを指す場合が多くなっている。Pタイル、コンクリートや御影石など、さまざまな仕上げがある。

畳寄せ(たたみよせ)
 和室の壁の下部につける木材(洋室の幅木に似たもの)で、畳面よりわずかに高くなっている。

竪樋(たてどい)
 軒樋が集めた雨水を下に導いて排水する。水は伝わり落ちるので、竪樋の代わりに鎖を下げている「鎖樋」があり、見掛けはよいが、風で水が飛ぶのは欠点。

断熱材(だんねつざい)
 熱を遮断するための材料。住宅に対しては、一般に屋根や壁の下地と仕上げ材の間に仕込む。グラスウールなどの繊維系、ウレタンなどの発泡プラスチック系、などに分けられる。住宅用のものはグラスウールが代表的。

地権(ちけん)
 土地に対する所有権、地上権、借地権などの権利。

地上権(ちじょうけん)
 他人から借りた土地に、建物を建てる、植林をするなどの権利。この権利は人に売買したり譲渡できる。存続・更新期間が長い、地主が変わっても拘束性があるなど、賃借権よりも強い意味を持つ。

超長期親子リレー返済(ちょうちょうきおやこリレーへんさい)
 親子リレー返済の資格をクリアしていて、次の要件に当てはまる場合、返済期間を延長することができる。1.一戸建て、2.2世帯住宅の資格に当てはまるもの、 3.住宅部分の床面積が125m2を超え、敷地の面積が200m2を超えるもの、 4.木造住宅の場合、高耐久性木造住宅の基準に当てはまるもの。

賃借権(ちんしゃくけん)
 賃貸借契約により、借り主が貸主の物件を使用し、収益する権利。借り主は貸主に対して使用・収益に適するように修繕することを要求できる。また、賃借権の譲渡については、借り主は、借地借家法などで保護されている。

つなぎ融資(つなぎゆうし)
 公庫、年金などの公的資金が下りるまでには、かなりの期間を必要とする。その間に購入代金などの支払い時期がきた場合、一時的にその間隙(かんげき)を埋めるために、近く入金予定の資金を担保として融通を受ける。この一時借入金のこと。

2×4工法(ツーバイフォーこうほう)
 2×4工法は「枠組壁工法」ともいい、「耐力壁」と呼ばれるパネル面で建物全体を構成する工法。建物の荷重を壁全体で分散して支える箱形構造のため耐震性・耐風性に優れ、高い気密性が得られる。ツーバイフォーの名は基本部材として2×4インチの木材を使用していることに由来する。特長は短工期、低価格、軽量、構造に融通がきくなど。

定期借地権(ていきしゃくちけん)
 平成4年施行の借地借家法で導入された。借り主は、持ち主に対して土地の保証金(土地値の2〜3割程度で、期間終了後に返還)と毎月の地代を支払う。期間終了時には、更地にして持ち主に返還する。更新はできない。

抵当権(ていとうけん)
 債権者が、自己に引き渡されないままで、債務の担保にされた不動産、地上権などについて、優先して自己の債権の弁済を受けうる権利。例えば自宅の土地を抵当にして資金を借りる場合、土地に抵当権が付けられる。

鉄筋(てっきん)
 細い棒鋼で、引っ張りに弱いコンクリートの弱点を補強するために内部に配筋され、鉄筋コンクリートとなる。

手付金(てつけきん)
 手付金とは「契約締結にあたって、買い主から売り主に渡される金銭」のことで、解約手付(買い主は手付放棄で解約、売り主は手付の倍返しで解約)、違約手付(債務不履行の場合は手付没収)、証約手付(契約成立を立証)の三つの性格をあわせ持つ。業者が売り主の場合、手付金や違約金は代金総額20%を限度とすることが定められている。

鉄骨軸組工法(鉄骨ラーメン構造)(てっこつじくぐみこうほう〔てっこつラーメンこうぞう〕)
 木材を用いる木造軸組工法に対し、骨組に鉄骨を用いる工法を鉄骨軸組工法という。また、構造材に同じく鉄骨を用い、柱と梁の接合部を強力に固定して、各部材の成す角度を保てるようにした構造のものを鉄骨ラーメン構造という。ラーメン構造では、筋交いなどの斜め材を必ずしも用いる必要がないため、間仕切りや開口部の位置や大きさの自由な設定が可能。

通し柱(とおしばしら)
 1階から2階まで1本の角材で通して柱とするもので、少なくとも4隅の柱は通し柱としなければならない。

登記(とうき)
 法律で定める権利、または法律上の地位を法務関係の機関に備えた特定の帳簿に登載すること。登記することによって、当該権利、または地位を当事者以外の第三者にも主張することができる。不動産の登記、民法の法人登記、商法の商号登記などがある。

胴差し(どうざし)
 土台の上部に柱に支えられて建物の周囲を巡る水平の横架材。

動線(どうせん)
 都市、住居、部屋などの中で、人や物が移動する軌跡や方向を表す線のこと。住まいの中では、玄関からリビング、ダイニングへ移動する動線を表動線、勝手口からキッチン、浴室や洗面、ユーティリティーから玄関への動線を裏動線と呼び、日常生活や家事作業を安全・スムーズに運ぶには、このふたつの系統の動線をうまく計画することが重要。

都市計画法(としけいかくほう)
 計画的な都市づくりを進めるための基本的な法律。都市計画に必要な交通、区画、住宅、衛生、保安、経済、行政などに関して、住民の福利を増進し、公共の平穏な生活を維持するための計画。都市計画法は、都市の潤滑な発展のために、都市計画区域内の開発行為について、都道府県知事、及び建設大臣が指定する。全国の土地は都市計画区域外と都市計画区域内に分けられていて、このうち、都市計画区域内は、市街化調整区域、市街化区域、及びその区域がまだ決められていない未線引き区域に分かれている。

土台(どだい)
 コンクリート布基礎の上に水平に取り付ける角材。アンカーボルトで基礎にしっかり緊結されなければならない。

トップライト
 屋根面にとった採光用の窓。天窓。周囲に建物が建て込んでいる場合などに有効。このほかハイサイドライト(高窓)、サイドライト(側窓)などの採光窓がある。

戸襖(とぶすま)
 出入り口に建て込む両面襖で、両面に新鳥の子、上新鳥の子、鳥の子、本鳥の子が張ってある。

ドーマー
 小屋裏部屋への採光のために、屋根を付けて窓にした部分をいう。屋根窓のことである。小屋裏の明かり取りには「天窓」がある。しかし、天窓の雨仕舞いは難しく、ドーマーは屋根から突き出るような小屋根になっているので、その心配がなく、ヨーロッパ風の外観になるのが好まれている。

塗膜防水(とまくぼうすい)
 ウレタンを塗って防水層をつくるもので、ウレタンにタールを加えてつくられる。アクリル、エポキシ、合成ゴムなどを塗る方法もあるが、主流はウレタン系の防水である。

土間コンクリート(どまコンクリート)
 玄関や勝手口、浴室などに水平に打ったコンクリートのこと。古くは、粘土質の土をよく叩いて仕上げたので「タタキ」といった。


【な】
長押(なげし)
 和室の鴨居のところに取りつけた幅の広い化粧用の板材。最近は集成材が多い。

布基礎(ぬのきそ)
 建物の外周および内部の必要な部位を囲むように巡らされた基礎。一般住宅の基礎はほとんどがこの方式だが、断面の寸法や鉄筋のサイズによって構造耐力がことなるので、注意を要する。

軒桁(のきげた)
 胴差しの上部の梁(桁)のこと。棟木に直角なのが梁、棟木に平行なのが桁である。

軒天(のきてん)
 屋根の軒先部分(外壁から出ている部分)の裏側のことで、下から見ると天井に当たるので軒天という。

軒樋(のきどい)
 雨が屋根からストレートに下に落ちないように、軒先で受けるのが軒樋で、丸型と角型とがある。材質は銅板かプラスチックが主流。

延床面積(のべゆかめんせき)
 建物各階の床面積を合計した面積。


【は】
パーケットフロア
 木材の小板の厚材をタテ・ヨコに張っていくもので、モザイクパーケットともいう。現在は、合板の上に小板の薄板を張った化粧合板が多い。

パーゴラ
 藤やぶどう、つるバラ、キウイフルーツなど、蔓性の植物をはわせるための棚。日よけとしての効果もある。

パース
 正式にはパースペクティヴといい、立体的な対象を立体感や遠近感を出して平面に表現する際、用いられる表現手法のひとつ。平面的な設計図に比べて、イメージがつかみやすいため、建物の外観予想図を描く際に用いられる。建築・不動産においてパースという場合には、設計図をもとにしてパース手法で描きおこされた建物の外観イメージ図を指す。

はじめてマイホーム加算(はじめてマイホームかさん)
 住宅金融公庫のマンション購入資金における加算制度。申込日前5年間を通じて借家等に住んでいた人が、東京、大阪圏、名古屋圏にある専有面積125m2以下の新築マンションを購入する際、300万円の特別加算が受けられる。

パティオ
 建物に囲まれた中庭。もともとはスペイン・アンダルシア地方の住宅にみられる建築スタイル。

幅木(はばぎ)
 洋室の床に接している壁の下部に付けている幅10cmほどの板材のこと。プラスチック製幅木もある。

バリアフリー
 老人や身障者が日常生活を送る上で障害のない状態のこと。住宅の場合は 1.階段と浴室に手すりをつける 2.床や出入口の段差をなくす 3.通路の幅を広くする 4.浴室を広くする 5.階段の勾配を緩くする 6.高齢者などの寝室と便所を同じ階に設ける 7.RC造の丈夫な基礎にするといった基準を満たすとバリアフリータイプと認定され、住宅金融公庫から低い金利で融資が受けられる。

張り天(はりてん)
 和室の天井は杉板天井にするのが普通であったが、合板に薄い板を張り付けた「張り天」が主流になった。合板にラミネートするので「ラミ天」とも、また合板に木目を印刷した薄い紙を張りつけるので「印天」ともいう。

パントリー
 通常は、キッチンに隣接して設けられた、食品・食器類を収納するための小部屋を指すが、ユーティリティーに隣接する収納庫を指す場合もある。キッチンに付属した収納の容量が少ない場合でも、パントリーがあれば整理しやすく使いやすいキッチンにすることが可能。最近では、システムキッチンに組み込まれていることも多い。

火打ち土台(ひうちどだい)
 土台の隅部の直角と水平に斜め材を入れ、三角形の補強で隅部の剛性を高める角材。2階各室の床梁のコーナーの補強に入れる水平斜め材は「火打ち梁」という。

PB(ピービー)
 プラスターボードの省略語で、石膏ボードのこと。

表示登記(ひょうじとうき)
 登記簿表題部に、不動産の物理的形状、位置などを登載すること。当事者のほかに、登記官が職権で行える。

広縁(濡縁・縁側)(ひろえん〔ぬれえん・えんがわ〕)
 日本間の外側に設けられた板敷き部分を縁といい、建物の外側にあるものを濡縁、内側にあるものを縁側と呼ぶ。縁側は通路としての役割のほかに、屋外との接点にあたる空間として、屋外気候を調節する機能も有している。広縁とは一般的に幅の広い縁側のことを指し、陽当たりのよい開放的な空間を生かして、カジュアルな応接スペースなどにも使われる。

ピロティ
 建物の1階部分を柱だけで支え、駐車場などに利用するスペース。

FIX(フィックス)
 開閉できない嵌め殺しになっている窓のこと。

幅員(ふくいん)
 道路を構成する各部分の横断方向の長さ、すなわち幅。幅員の構成要素は、車道、歩道、分離帯、駐車帯路上施設帯、路肩などがあり、それぞれの単位幅員の組み合わせによって、道路の幅員が決定される。ただし、法敷き(のりじき)は道路に含むが幅員には含まない。

フーチング
 コンクリートの布基礎にかかる荷重を、地盤に幅広く分散させるために、基礎の下部は基礎幅よりもひろげて打設されている。その部分をフーチングという。

プライムレート
 銀行が優良企業に貸し付ける際の最優遇金利。住宅ローンの変動金利は、長期プライムレートの動きに連動する。

フラッシュドア
 合板製の室内用の戸で、いわゆるドアと引き戸の2タイプがあり、仕上げは塗装かクロス張りになっている。フラッシュ戸ともいう。

フローリング
 和風の床材である縁甲板に対して、こちらは洋風の内装床材で、材種は各種ある。木の板を長手方向に張っていくものだが、合板に各樹種の薄板を張った化粧合板が多くなっている。

ペアガラス
 2枚または3枚の板ガラスを、一定の間隔をおいて合わせ、周辺を金属帯などで接合して密封したガラス。ガラスとガラスの間に乾燥状態の空気層を封じ込めているので、断熱性、遮音性が高く、結露しにくいのが特長で、紫外線対策が施された商品もある。ペアガラスという名称は商品名であったが、今では復層ガラスを意味する一般名詞としても使われている。

ベタコンクリート
 床下の湿気を抑えるために、床下全面に打つコンクリート。合成樹脂の防湿シートを床下全面に敷くこともある。

別途工事(べっとこうじ)
 契約に含まれていない工事のこと。門・塀または設備工事は別途工事とするという別途工事を、契約内容の変更で処理する場合には追加工事という。

ボウウインドー
 弓(ボウ)のように緩やかな曲線を描いて張り出した出窓。

防火・準防火地域(ぼうか・じゅんぼうかちいき)
 防火地域に3階以上または延床面積が100m2以上の住宅を建てる時は、耐火建築物(鉄筋コンクリート、コンクリートパネル系など)にしなくてはならない。ただし、防火地域でも2階建て以下で延床面積100m2以下の場合は、耐火グレードの低い簡易耐火建築で許可される。また、準防火地域は防火地域より規制が緩い地域だが、3層住宅をつくる場合には、耐火、簡易耐火建築物、または防火上必要な一定の技術的水準に適合する建築物にすることが求められている。

防腐・防蟻処理(ぼうふ・ぼうぎしょり)
 木材の腐朽やシロアリの食害を防止するための処置で、土台などに防腐・防蟻用の薬剤を塗布することをいう。塗布箇所は土台のほか、地盤面から1m以内の柱や下地板など。土台には、工場で木材のなかに注入する加圧式の防腐・防蟻処理木材を用い、直接塗布する方法と併用することもある。薬剤は揮発して人体へ影響するため、最近では健康に配慮した薬剤が開発されている。

保証金(ほしょうきん)
 私法上、一定の債務の担保として、あらかじめ債権者に交付する金銭。

本体工事(ほんたいこうじ)
 建築工事は、直接工事と工事にかかわる一般管理部分と純工事(共通仮設)に分かれる。このうちの直接工事(仮設工事、土工事、杭地業工事、コンクリート工事、鉄筋工事、鉄骨工事、組積工事、防水工事、石工事、タイル工事、木工事、屋根工事、金属工事、左官工事、木製建具工事、金属製建具工事、ガラス工事、塗装工事、内装工事、雑工事)が、本体工事と呼ばれている。

ホルムアルデヒド
 シックハウス症候群の主な原因と言われる化学物質。強い刺激臭のある気体で、合成樹脂の原料となるほか、木材処理など幅広い分野で応用されており、住まいの中ではビニールクロス・接着剤などに多く含まれている。近年、その有害性が指摘されるようになり、ノン(ゼロ)ホルムアルデヒドをうたった健康志向のクロスや接着剤が登場し、人気を集めている。


【ま】
間柱(まばしら)
 管柱と同じように1階分ずつの柱だが、壁下地用の柱で非構造用角材である。荷重負担は受けないので、改築などの場合に外すことができる。

回り縁(まわりぶち)
 天井と壁とが接したところに取り付ける板材のこと。

水切り(みずきり)
 サッシ回り、窓台、壁と屋根の境目などに水が浸入しないように金属の板を入れ、浸入してきた水を外部に導くのが水切りの役目。銅板やステンレス板が使われる。

水盛り(みずもり)
 水平を出す仕事で、都会地ではレベル、トランシットによる場合がほとんどだが、水盛り管で行う例もある。

見なし道路(みなしどうろ)
 「二項道路」ともいう。幅4m未満の道路でも、建築基準法の施行前からあった道路は、役所が指定し建築基準法上の道路と見なされる。この場合、道路中央から2m下がった線が道路境界線とみなされ、建物はそれ以上セットバックさせなければならない。

メーターモジュール
 従来の和風建築では尺を基本寸法単位とする尺モジュールが使われてきたが、最近では1mを基本とする設計も増えてきており、これをメーターモジュールという。尺モジュールに比べ基本単位が大きいので、同じ6畳間なら従来に比べ121%の広さが確保できる。また、廊下幅にもゆとりが生まれ、バリアフリー住宅の通行幅基準(公庫基準)をクリアできる。

面格子(めんごうし)
 窓に外から取り付ける格子のこと。

申込金(もうしこみきん)
 申込金とは、買い付けの意思表示として、買い主から売り主に渡される金銭のことで、通常、契約締結前に授受される。手付金とは異なり法的性質が不明確なため、買い主からの返還請求に関するトラブルが少なくない。宅地建物取引業法では、契約以前の申込金を預かり金と位置づけ、代金の一部とする交換差金である旨等、書面に記載することになっている。

木造軸組工法(在来工法)(もくぞうじくぐみこうほう〔ざいらいこうほう〕)
 柱・梁・土台といった「線材」によって骨組を構成する建築法のことを軸組工法という。木造軸組工法(在来工法)は、この「線材」に木を用いたもので、従来からの日本の木造住宅の工法がこれにあたる。この工法は木材同士の接合点が構造的に弱点であるため、筋交いや火打ちと呼ばれる斜め材で柱・梁・土台をつなぐことで構造を安定させている。

モザイクタイル張り
 精度を高めた下地面に張り付けモルタルを塗って、紙張りされたモザイクタイルを押し付け、叩き板などで打ち付けるようにして張る工法。モルタルの硬化後、表面紙をとる。

母屋(もや)
 棟木と平行になって垂木を支えている小屋組みの横架材のこと。

モルタル
 モルタルは砂とセメントを水で練ったもので、コンクリートとの違いは砂利や砕石が入っていないこと。


【や】
屋根下地(やねしたじ)
 瓦で葺くのか、鉄板で葺くのかなどによって、屋根の下地ごしらえは異なる。一般的には野地板を張って、防水シート、アスファルトルーフィングなどの防水材で葺き下地をつくり、瓦葺きの場合は瓦を引っ掛ける横桟を打ち、金属板の場合は発泡プラスチックなどの断熱処理をする。

遺方(やりかた)
 水平な線と平面、基礎などの位置を敷地上に表示するために立てる杭(水杭)と板(水貫)を回す仕事のこと。壁下地の柱と柱の穴を小幅板でつらぬくことから、小幅板を貫という。

優良中古マンション(ゆうりょうちゅうこマンション)
 中古マンションのなかで、居住性能、維持管理に優れていると金融公庫が認定したマンション。一般の中古住宅に比べ、購入物件の築後年数、返済期間の点で優遇される。また、認定基準に応じて、Aレベルなら200万円、Bレベルなら100万円の割増融資が受けられる。

床下換気孔(ゆかしたかんきこう)
 コンクリートの布基礎は床下を密閉してしまうので、床下の換気のために換気孔を設けることになっている。

床スラブ(ゆかすらぶ)
 鉄筋コンクリート造の面構造のうち、水平面に使うものをスラブという。床スラブとは、一般に4辺を梁などで支持された鉄筋コンクリート造の床のことで、内部に碁盤の目状に入れられた鉄筋で強度をもたせている。床スラブが厚いほど遮音性や耐震性でのメリットが得られる。

床束(ゆかつか)
 荷重を支える短い柱のことで、床の大引きを支えるのが「床束」、小屋組みに使われるのが「小屋束」。

ユーティリティー
 「家事室」ともいい、住宅の中で洗濯、アイロン、収納など、炊事以外の一連の家事作業を集中的に出来るように設けられた空間のこと。家事作業の効率を考え、一般的に台所や洗面室に隣接されて設けられる。最近では、洗濯機と乾燥機が一体となったランドリーユニットや、収納可能な電動式室内物干しユニットなどを備えたユーティリティーも出てきている。

ユニット工法(ユニットこうほう)
 居室や水回りなど、住居の構成単位を箱形の基本単位(ユニット)として工場で生産し、これらの組み合わせで1戸の住居をつくる工法。ユニットは材料により鉄骨ユニット・木質ユニットに分類される。工場内でつくられるユニットは精度が高く、くるいが少ないため構造計算通りの家ができる。また、ほとんどの工程を工場内で消化するため短い工期での完成が可能。

ユニバーサルデザイン
 従来の「バリアフリー」製品は、高齢者や障害者など特定の人のために開発された専用品であった。しかし最近では、高齢者用・障害者用をとりたてて謳うことなく、誰もが共用できる普遍的な使いやすさを前提とした「ユニバーサルデザイン」の考え方が広まりつつある。製品例として、座って作業する人にも使いやすい、高さ調節機能付きの流し台などがあげられる。

輸入住宅(ゆにゅうじゅうたく)
 文字通り海外から輸入して建てる住宅だが、一軒の住宅に必要な部材や資材の半分以上を輸入し、その国と同じ仕様や建て方で建てるものを輸入住宅としている。アメリカ、カナダを中心とする北米系の2×4住宅と、スウェーデン、フィンランドなどのパネル工法住宅が主流。断熱性などの機能面に加え、独特のデザインが人気に。

容積率(ようせきりつ)
 敷地面積に対する延床面積を容積率といい、これも建ぺい率と同じように何割、何%という表現をする。バルコニーやベランダ、屋根裏収納、袖壁のあるテラス、出窓などを容積率に算入するかどうかは確認申請を受け付ける役所によって判断が微妙に異なり、統一的ではないので注意を要する。

用途地域(ようとちいき)
 一定の地域の中に工場や商店、住宅、事務所などが無秩序に建てられては、防災・環境・美観上好ましくない。そこで都市計画法で土地の用途を12の地域に分け、土地の用途やそこに建てる建物の大きさ(建ぺい率・容積率など)を制限し、用途にふさわしい環境を保とうとしている。地域は第1種・第2種低層住居専用地域、第1種・第2種中高層住居専用地域、第1種・第2種住居地域、準住居地域、近隣商業地域、商業地域、準工業地域、工業地域、工業専用地域の12種に区分されている。

寄棟屋根(よせむねやね)
 切妻の妻側も傾斜屋根になり、三角形2面と台形2面で構成されている屋根。住宅の屋根形に最も多く採用されている。この屋根形の棟が一点になって、あずまや風に三角形4面で構成されている屋根を「方形(ほうぎょう)」という。


【ら】
ラスボード
 左官仕上げの下地用の石膏ボードのことで、左官材料がつきやすく、爪あとがつけてある。

リシン吹き付け(りしんふきつけ)
 砂壁状の吹き付け仕上げ。砂粒状の骨材とセメントペーストに顔料(色)を加えて吹き付ける無機リシンと、アクリル樹脂に砂粒状の骨材を加えて吹き付ける有機リシンとがある。モルタル下地に吹き付ける場合、モルタルリシン吹き付け仕上げという。

ルーバー扉(ルーバーとびら)
 主に通風を目的として、小幅板を隙間を持たせて組み合わせた扉。がらり。

陸屋根(ろくやね)
 水平に近い(勾配100分の1から200分の1)屋根で、コンクリート造やモダンな洋風住宅に多く採用されている。陸(ろく)は平坦なこと。

ロフト
 小屋裏を利用して部屋の一部に設ける、中2階あるいは屋根裏的スペース。







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